パ・リーグ インサイト

【試合戦評】大谷選手の2本塁打などで北海道日本ハムが完勝。高梨投手は8回途中2失点の好投で今季5勝目

「パ・リーグ インサイト」編集部

今日から始まる埼玉西武と北海道日本ハムの3連戦。リーグ3位の楽天に1ゲーム差で上回るも、落とせない試合が続く埼玉西武は、初戦の先発マウンドに野上投手を送る。北海道日本ハム戦5試合に登板し3勝、防御率2.10と相性の良さを見せる野上投手。上り調子の打線の援護にも期待しながら、まずは初戦をしっかりとものにしたい。

一方の北海道日本ハムは、富山市民球場アルペンスタジアムと東京ドームで行われた楽天との試合で連敗を喫した。今日の先発は高梨投手だ。8月23日に一軍に復帰してからは2試合連続で6回2失点の好投を見せている。チームの連敗ストップに向けて期待がかかる。

試合は初回から動きを見せる。1回表、1死から2番・松本選手が安打で出塁すると、直近の3試合で打率.444と絶好調の大谷選手が甘く入った直球を捉えて、バックスクリーン右へ第6号2ランを放つ。8月17日以来となる一発で、北海道日本ハムが幸先良く2点を先制した。

北海道日本ハムの先発・高梨投手が、3回まで被安打わずか1と抜群の立ち上がりを見せ、野上投手も2、3回表は要所を締める投球で追加点を許さず、北海道日本ハムが2点をリードしたまま試合は中盤へと進んでいく。

しかし投手戦の気配が漂い始めた4回表、北海道日本ハム打線が埼玉西武・野上投手に襲い掛かった。1死から5番・レアード選手が二塁打を放つと、続く大田選手が中前へ適時打を運び、まず1点を追加する。ここから、7番・太田選手の適時打、9番・石井一選手のゴロが敵失を誘う間にも2点を加え、リードを5点に広げる。さらに2死から、2番・松本選手が2点適時二塁打を放ち、3番・大谷選手が今日2本目となる2ランで猛攻を締めくくって4得点。この回北海道日本ハムがスコアを9対0とし、早くも埼玉西武を突き放した。

北海道日本ハムの先発・高梨投手は力強い直球を中心に埼玉西武打線を圧倒。7回までに9三振を奪い、得点を許さない。埼玉西武も、4回途中以降は2番手・ガルセス投手、3番手・藤原投手と継投し追加点を許さず。中盤戦のスコアボードには0が並んだ。

埼玉西武は8回裏、ようやく高梨投手を捉え、代打・坂田選手の2号ソロと2番・源田選手の適時二塁打などで2点を奪ったものの、反撃はここまで。最後は、8回途中からマウンドに上がった白村投手が無失点で締め、9対2で北海道日本ハムが試合を制した。

序盤の大量得点に加え、先発・高梨投手の好投が光った北海道日本ハムが勝利し、連敗を2で止めた。高梨投手は7回2/3を投げ被安打5、与四球1、奪三振10、失点2という見事な投球を披露。打線は、大谷選手の2本塁打など10安打で9得点を挙げる猛攻を見せ、埼玉西武を圧倒した。

一方の埼玉西武は、先発・野上投手が崩れ連勝とはならず。上位争いに向けカード負け越しは避けたいだけに、明日は多和田投手を先発に立て、必勝を期す。

戻る