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【試合戦評】福岡ソフトバンクが工藤監督就任後初の9連勝でマジック「5」。サファテ投手は前人未到の50セーブ到達

「パ・リーグ インサイト」編集部

9月1日にマジックナンバー「16」が点灯して以来、負けなしの7連勝で順調にその数字を減らしてきた福岡ソフトバンク。今日の試合、先発は故障から復帰後3試合目の登板となる和田投手だ。故障離脱もあり、今季はここまで4試合の登板にとどまっているものの、投げた試合は今季負けなし。復帰後未だ無失点のベテラン左腕は、今日もチームに勝利を呼び込むことができるか。

一方、本拠地での同一カード3連敗を避けたい千葉ロッテは、二木投手が先発。自身3連敗中ながら、ここ5試合連続で7回以上を投げるなど役割を果たしている右腕は、8月6日以来遠ざかる白星をつかみ取ることはできるか。

1回表、福岡ソフトバンクは2番・今宮選手が四球で出塁すると、3番・中村晃選手がしっかりと犠打を決め、2死ながら得点圏に走者を進める。しかし、二木投手の前に4番・柳田選手が中飛に倒れ、先制とはならず。対する千葉ロッテも、和田投手に対して初回は無得点に終わり、試合は静かな立ち上がりを見せた。

序盤3イニングスも両チーム無得点に終わり、迎えた4回表。先頭の柳田選手が三塁打を放ち、無死3塁と先制の絶好機を作る。しかし、後続が3者連続で倒れ、得点ならず。千葉ロッテも5回裏に1死から8番・田村選手が二塁打を放って得点圏に走者を置いたものの、後続が打ち取られる。6回までスコアボードには0が並び、試合は投手戦の様相を呈した。

均衡が破れたのは7回表。1死から7番・上林選手がフェンス直撃の二塁打で出塁すると、2死となってから9番・本多選手が中前に抜ける適時打を放ち、福岡ソフトバンクが待望の先制点を挙げる。さらに1番・明石選手が敬遠され2死1,2塁となると、2番・今宮選手が適時三塁打で続いて2点を追加。福岡ソフトバンクが試合終盤で3点を先制した。

7回まで、和田投手の前に無得点に抑えられていた千葉ロッテだったが、8回裏ついに反撃を開始する。先頭の田村選手が四球で出塁すると、9番・平沢選手、代打・福浦選手が連打で続き、無死満塁の好機を演出する。この場面で代わったモイネロ投手から、代打・荻野貴選手が中前に適時打を放ち、2者が生還して1点差に詰め寄る。

なおも無死1,2塁と一打同点の好機が続いたが、モイネロ投手、そして岩嵜投手に阻まれ、同点とはならず。福岡ソフトバンクがリードする3対2のまま、試合は最終回に突入した。

1点差に詰め寄られた福岡ソフトバンクは、9回表、先頭の上林選手が四球を選ぶと、続く高谷選手が犠打を決め、1死2塁と再び好機を迎える。そして2死3塁となってから1番・明石選手が俊足を生かし適時内野安打。さらに2番・今宮選手が左中間席に飛び込む13号2ランを放ち、この回3点を追加。リードを4点に広げ、千葉ロッテを突き放した。

しかし、4点を追いかける9回裏、千葉ロッテ打線が意地を見せる。この回からマウンドに上がった森投手に対して、先頭の鈴木選手、7番・加藤選手が連打を放つと、田村選手が左前適時打で続き、3連打で1点を返す。なおも無死1,2塁という場面で、福岡ソフトバンクはサファテ投手を投入する。絶対的守護神は一発出れば同点の場面で、後続を3者連続三振に仕留める圧巻の投球で、見事な火消しを披露。福岡ソフトバンクが6対3で逃げ切り、同一カード3連勝を決めた。

ZOZOマリンスタジアムでの今季最終戦を、勝利で締めくくった福岡ソフトバンクがこれで9連勝。先発の和田投手は8回途中を投げ、被安打6、奪三振5、与四球1、失点2と試合を作って今季4勝目。サファテ投手は前人未到の50セーブ目を挙げた。今月未だ負けなしと、終盤にきて驚異的な強さを見せ付ける福岡ソフトバンク。優勝へ向けて、その歩みは止まるところを知らない。

敗れた千葉ロッテは、二木投手が7回3失点と好投し、和田投手と投手戦を繰り広げたが、それを勝ちに結び付けられず。打線も粘りを見せたものの、終盤の失点が響く結果となった。

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