パ・リーグ インサイト

【試合戦評】王者の意地を見せた福岡ソフトバンクが完勝。クライマックスシリーズファイナルステージ突破

「パ・リーグ インサイト」編集部

昨日の試合では福岡ソフトバンクが1点差の試合を制し、「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ突破に王手をかけた。2連勝の勢いそのまま日本シリーズ進出を決めたい福岡ソフトバンクの今日の先発は、武田投手。今季の自身最終戦となった10月8日の楽天戦では、投打がかみ合わずに敗戦投手となってしまったが、今日から柳田選手も復帰して先発メンバーに名を連ねた。心強い打線に期待してリズムを作りたい。

対して、後がない楽天の先発マウンドを託されたのは美馬投手。2013年の日本シリーズMVPに輝いた勝負強さを発揮して、ファイナルステージ突破に望みを懸けたい。

試合は初回から動いた。1回裏、故障から復帰したばかりの1番・柳田選手が内野安打で出塁し、続く今宮選手が犠打を決める。美馬投手の暴投で2塁走者の柳田選手がすかさず進塁し、3番・デスパイネ選手が四球を選んで1死1,3塁となると、4番・内川選手が飛距離十分の犠飛。3塁走者の柳田選手が生還して、福岡ソフトバンクが早くも先制点を奪う。

なおも2死1塁から5番・中村晃選手が右翼フェンス直撃の安打を放ち、続く松田選手の適時二塁打で追加点。福岡ソフトバンクが初回に3点を先制し、幸先の良いスタートを切った。

4回裏も、福岡ソフトバンク打線は楽天投手陣を攻め立てる。先頭の中村晃選手が中前打で出塁すると、続く松田選手が「最高の熱男ができました」と、本人も納得の2ラン。さらに1死から8番・明石選手の内野安打と9番・高谷選手の犠打で2死2塁とすると、1番・柳田選手の適時打でも1点を加える。スコアを6対0とし、試合中盤で楽天を大きく突き放した。

8回からは岩嵜投手が登板。制球に苦しみながらも無失点に抑え、その裏、先頭の中村晃選手と6番・松田選手の連打、7番・城所選手の犠打などで2死2,3塁となると、9番・高谷選手がだめ押しの適時打。福岡ソフトバンクが7点の大きなリードを握り、9回表のマウンドには森選手とサファテ投手が上がる。走者を出すものの楽天打線の反撃を許さず、試合は7対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

王者の貫禄を見せ付けた福岡ソフトバンクが3連勝で、 クライマックスシリーズファイナルステージ突破を果たした。3つの併殺に加えて無失策と堅実な守備にも助けられて、先発の武田投手は7回を投げて被安打5、奪三振5、与四球1、無失点と好投を披露。打撃でも11安打で7得点と効率よく得点を重ね、終始優位に試合を進めていった。

クライマックスシリーズファイナルステージを突破した福岡ソフトバンクは10月28日から開催される「SMBC2017日本シリーズ」でセ・リーグのチームと対戦する。第1戦は福岡ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドームで開催される。

戻る